ニッポン金融ウラの裏 フォロー ATM障害を「企業風土」で語るみずほ社長の重大責任 浪川攻・金融ジャーナリスト 2021年6月23日 保存保存 文字 印刷 一連のシステム障害についての記者会見で
コピーブランド靴 記者の質問に答えるみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(左),右奥はみずほ銀行の藤原弘治頭取=2021年6月15日,吉田航太撮影 みずほフィナンシャルグループは6月15日,傘下のみずほ銀行で2~3月に起きたシステム障害に関し,弁護士らで作る第三者委員会の調査報告書を公表した,併せて危機管理部門強化など再発防止策と役員11人の報酬を減額する処分を発表した,しかし,この対応でみずほへの不信感が払拭(ふっしょく)できたかと言えば,まったくできていない
偽ブランド この日記者会見した坂井辰史・みずほフィナンシャルグループ社長は,改善すべき課題として「企業風土」という言葉を連発した,「これまでもやれることをやってきたが,まだまだ課題がある,企業風土の問題を克服したい」といった発言である, 「企業風土」は不祥事を起こした企業の経営者が口にする常とう句だ,「企業風土」という言葉は曖昧で,抽象的な表現だ,とくに,経営者がこの言葉を強調するケースでは,個別責任の明確化を回避して,全体責任に転嫁していく思惑が見え隠れすることが多い,今回の坂井氏の発言は,その典型と言える,「トップクラス」のはずが… みずほフィナンシャルグループの経営者はこれまで「日本でトップクラスのガバナンス(企業統治)態勢を構築した」と強調してきた,取締役12人の半数を社外取締役にし,外部の目で経営を監視する態勢を敷いた,取締役会に指名委員会など3委員会を設置してトップ人事の権限を持たせる「指名委員会設置会社」の制度も取り入れたという説明だ, だが
スーパーコピー時計 坂井氏の記者会見では,「トップクラスのガバナンス」を誇ってきた取締役会がなぜ機能しなかったのかという説明が,皆無に等しかった
時計スーパーコピー 具体的な点を二つ取り上げる
ブランドコピー品 まず1点目,みずほ銀行では2018年にも現金自動受払機(A… この記事は有料記事です,残り901文字(全文1599文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <金融機関は戦々恐々「マネロン審査の結果報告」> <詐欺事件に遭い「自主廃業」SBI子会社の“後始末”> 地銀再編の導火線?「ユニゾ融資」不良債権化の懸念 野村と地銀の新会社は「証券会社の伝統」を揺るがすか 証券業界に高度成長期から続く「はめ込み営業」の矛盾 野村巨額損失「パリバ・ショック」の二の舞いになるか みずほ銀トラブルで金融庁が問題視する「送金障害」 関連記事 <金融機関は戦々恐々「マネロン審査の結果報告」> <詐欺事件に遭い「自主廃業」SBI子会社の“後始末”> 地銀再編の導火線?「ユニゾ融資」不良債権化の懸念 野村と地銀の新会社は「証券会社の伝統」を揺るがすか 証券業界に高度成長期から続く「はめ込み営業」の矛盾 野村巨額損失「パリバ・ショック」の二の舞いになるか みずほ銀トラブルで金融庁が問題視する「送金障害」 投稿にはログインが必要です,浪川攻 フォロー 金融ジャーナリスト 1955年,東京都生まれ,上智大学卒業後,電機メーカーを経て,金融専門誌,証券業界紙,月刊誌で記者として活躍,東洋経済新報社の契約記者を経て,2016年4月,フリーに,「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数,連載:ニッポン金融ウラの裏 前の記事 金融機関は戦々恐々「マネロン審査の結果報告」 次の記事 五輪前「サイバー攻撃への対応は」金融業界が態勢強化 注目コンテンツ