米国の威信は衰えたのか? サウジとイランの正常化を読む 西川恵・毎日新聞客員編集委員 2023年4月2日 保存保存 文字 印刷 中国外交トップの王毅・共産党政治局員を挟んで握手するイランのアリ・シャムハニ最高安全保障委員会事務局長(右)とサウジアラビアのアイバーン国務相=北京で10日,China Daily・ロイター 中東で主導権を争ってきたサウジアラビアとイランが,中国の仲介で外交関係を正常化することで合意した, ただ今回の正常化は,両国が自分たちの当面する利害対立を調整したもので
ブランドコピー品 齟齬(そご)をそのままにした「手打ち」が中東に安定をもたらすとは考えにくい,双方にメリット 両国の当面する利害対立はイエメン紛争だ,2011年の「アラブの春」に端を発したイエメンの内戦で,サウジなどのアラブ連合軍は政府軍を支援して軍事介入,一方,イランは反政府組織フーシ派を軍事支援し,紛争は泥沼化していた
スーパーコピー時計 正常化によってサウジ,イラン両国は,2カ月以内に大使館を再開させ,互いに相手国の内政に干渉しないことに合意した,イランはフーシ派への軍事援助を行わないことにも同意したという, サウジには正常化によってイランがフーシ派を抑えてくれることへの期待がある,サウジはフーシ派,イランのいずれからか,何度か石油施設などがミサイルやドローン攻撃を受け,安全保障上の脆弱(ぜいじゃく)性があらわになっていた, 一方のイランにとってのメリットは,国際的孤立を緩和できることだ,欧米などの経済制裁によって,インフレと通貨リヤルの暴落で国内経済は苦しく,すぐに国民の不満が噴出する
ブランドコピー 安全なサイト スカーフのつけ方がイスラムに反しているとして革命機関に拘束された若い女性が死亡したことをきっかけに,何カ月も抗議行動が続き,いまもくすぶっている, ウクライナ戦争以降,イランはロシアにドローンを供与するなど,ロシアへの政治,経済,軍事的な傾斜を強めていた,しかし欧米から制裁を受けるロシアも,経済的には多くの見返りを与えられていない,… この記事は有料記事です,残り1809文字(全文2498文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <異次元の少子化対策 現金給付より大切なもの> <ウクライナで見た「父の遺影」に手を伸ばす子> 生活に重くのしかかる奨学金返済 「生きていくのがつらい」 放送法と「政治的公平」 問われる高市氏の発言 「軍事,軍事」と騒ぎ立てるのはもう終わりにしよう 「プーチンの戦争」の背後にある悪魔払い ウクライナ戦争は「軍事攻勢」だけでは終わらない プーチン氏は勝利しない 関連記事 <異次元の少子化対策 現金給付より大切なもの> <ウクライナで見た「父の遺影」に手を伸ばす子> 生活に重くのしかかる奨学金返済 「生きていくのがつらい」 放送法と「政治的公平」 問われる高市氏の発言 「軍事,軍事」と騒ぎ立てるのはもう終わりにしよう 「プーチンの戦争」の背後にある悪魔払い ウクライナ戦争は「軍事攻勢」だけでは終わらない プーチン氏は勝利しない 投稿にはログインが必要です,西川恵 フォロー 毎日新聞客員編集委員 1947年生まれ,テヘラン,パリ,ローマの各支局長
スーパーブランドコピー 外信部長,専門編集委員を経て,2014年から客員編集委員,09年,フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章,日本交通文化協会常任理事,著書に『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』(新潮新書)
ブランドコピー服 『エリゼ宮の食卓』(新潮社,サントリー学芸賞),『ワインと外交』(新潮新書),『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社),『知られざる皇室外交』(角川書店),『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社),訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店,共訳)などがある,注目コンテンツ