忍者ブログ

ブランド時計N級品激安通販専門店

新型コロナ 後遺症の正体は「慢性疲労症候群」か | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭「医療プレミア」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新型コロナ 後遺症の正体は「慢性疲労症候群」か | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭「医療プレミア」

総合診療医の視点 -命を救う5分の知識- フォロー 新型コロナ 後遺症の正体は「慢性疲労症候群」か 谷口恭・谷口医院院長 2022年1月31日 保存保存 文字 印刷    私が院長を務める太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)で,新型コロナウイルスの後遺症の訴えを最初に聞いたのは2020年の春です,「感染後,息切れと倦怠(けんたい)感が取れない」というのが訴えでした,当時はまだ「後遺症など存在しない」という意見が多かったのですが,その後,同じようなことを主張される患者さんが増えてきました,そこで,後遺症に悩む人がかなり増えるのではないかという私見をまとめ医療プレミアで公開したのが20年5月12日の「新型コロナ 治療後に健康影響の懸念」です, このコラムで私は,長引く後遺症を「ポストコロナ症候群」と名付け,長期化すれば「Q熱感染後疲労症候群」と似たような症状を呈するのではないかと述べました(同じコラムで,過去の連載「原因はリケッチアと判明も…やはり不可解なQ熱」を,再び紹介することもしました), それから1年8カ月が経過した現在,この「仮説」は正しかったのではないかという考えを述べたいと思います,その前に,言葉の整理とこれまで私が述べてきたことをまとめておきます,ポストコロナ症候群(PCS) まず「後遺症」の名称についてです,私は「ポストコロナ症候群」と勝手に命名していますが ブランドコピー最高N級 海外ではlong-COVID(長引く新型コロナ)と呼ばれるのが一般的です,ただし,最近は「Post-COVID syndrome」(新型コロナ後症候群)と呼ばれることも増えてきています(例えばこの論文は,タイトルにPost-COVID syndromeという言葉を使っています),よって,ここからはポストコロナ症候群(Post-Corona/COVID syndrome)を略してPCSと呼ぶことにします, PCSの原因として,私は当初「血栓」(血管の中にできる血のかたまり)を考えました,他の風邪症状を呈する感染症で,血栓が特徴となるものは見当たりませんが,新型コロナの患者さんの血液を調べると「dダイマー」と呼ばれる,血栓を示す検査項目の値が上昇していることが多いからです,ですが,この考えは否定せざるを得なくなりました,なぜなら感染後1~2カ月が経過して,dダイマーが正常化しても症状は残るからです, その後,大勢の患者さんを診ているうちに,症状の変化に気付くようになりました,感染して間もない頃の訴えは,味覚・嗅覚障害,脱毛,息切れ,動悸(どうき)などが多いのですが,数カ月すると,目立つ症状は倦怠感や抑うつ感にうつっていくのです,そして,新型コロナで亡くなった方の脳を解剖した結果をまとめた海外での論文などから,その症状は,酸素不足から起こる脳の細胞の炎症ではないかと考えるようになりました(参照:新型コロナ 後遺症の原因は「脳の酸素不足」か),この考えは今でも正しいと思っていて,私は「コロナに感染すると早い段階で酸素投与をすべきだ」と言い続けています,患者役を配置して報道陣に公開された築地市場跡地の「酸素・医療提供ステーション」=中央区築地5で2021年9月16日午前11時41分,黒川晋史撮影 「疲労症候群」との類似  そして,最初にPCSの患者さんをみて2年近くが経過した現在,改めて思うのは,やはりQ熱感染後疲労症候群に似ているのではないか,ということです,と言っても私はQ熱と新型コロナの類似性にこだわっているわけではありません,こだわっているのは「疲労症候群」,もう少し詳しく言えば「慢性疲労症候群」(Chronic Fatigue Syndrome)との類似性です, いきなり複雑な病名を取り上げましたから,PCSはいったん横においておき,ここで「慢性疲労症候群」を解説しましょう, この病気は文字どおり,「慢性」の(長期間続く),「疲労」が主の,「症候群」(さまざまな症状が出ること)です,海外の一部では同じ疾患を「筋痛性脳脊髄(せきずい)炎」(Myalgic Encephalomyelitis)と呼ぶことがあり,最近では国際的にME/CFSと呼ばれます(本コラムでもここからはME/CFSと表記します), ME/CFSの定義は「身体を動かせず日常生活に支障をきたすほどの疲労が6カ月以上続く原因不明の疾患」です,原因不明であることが定義の一部になっているわけですが「感染症がその一因ではないか」という考えが以前からあります,一般人口のうち,どのくらいの割合の人がこの病気にかかっているのかは,研究によってバラバラではっきりしないところがありますが,男性より女性に多く,若年者や高齢者より中年に多いのが特徴です,関連記事 <後遺症?つらい症状に医師は「気のせい」 理解してもらう伝え方は> <新型コロナ 後遺症の頭痛は諦めず治療を> <新型コロナ 後遺症患者の半数に「慢性疲労」など> <新型コロナ 薬局で買える「医療用」検査> <新型コロナ オミクロン感染に軽症が多い理由>  ここで論文をひとつ紹介します,医学誌「The British Medical Journal」06年8月2日号に掲載された論文「ウイルス性及び非ウイルス性病原体によって引き起こされる感染後の慢性疲労症候群:前向きコホート研究(Post-infective and chronic fatigue syndromes precipitated by viral and non-viral pathogens: prospective cohort study)」です, この研究の対象者は何らかの感染症にかかった人,計253人です,内訳は,EBウイルスに感染した人68人,ロスリバーウイルスに感染した人60人 コピー時計 N級品 Q熱リケッチアに感染した人43人,その他82人でした,この中で,倦怠感,筋痛,神経認知障害,気分障害などが6カ月間続いた人は29人(12%)で,そのうち28人(11%)が慢性疲労症候群の診断基準を満たしていました,慢性疲労症候群について,最新の研究結果を報告する厚労省同症候群研究班の倉恒弘彦代表,この日は患者を支援する組織「CFS支援ネットワーク」が発足した=青森市の青森県立保健大で2014年11月3日午後2時24分,佐藤裕太撮影 感染4カ月後で1割強の人に症状が残る  ここで話をPCSに戻します,日本には,新型コロナに感染した人が ブランド時計スーパーコピー どの程度の割合でPCSになるかに関した質の高いデータがありませんが海外にはあります,英科学誌「ネイチャー」21年6月9日の特集記事は,英国の状況を報告しています,同誌が掲載した英国統計局(The UK Office of National Statistics:ONS)の調査によると,新型コロナに感染した人2万人以上を追跡した結果,感染12週間後にも何らかの症状があった人が13.7%に上りました,男女比では,感染5週後の時点で女性23%,男性19%と女性に多いのが特徴です,これは,重症化して死亡するリスクは男性の方が女性より高いことを考えると,興味深いと言えます,患者の年代にも注目すべきです,PCSを最も起こしやすいのが35~49歳で,この年代では,新型コロナ感染者の25.6%で,5週間後にも症状が残っていました,若年者と高齢者には少ないのが特徴です, PCSの英国での症状についてみておきましょう,感染して1カ月後くらいで多いのは脱毛,味覚・嗅覚障害,動悸などですが ブランド服コピー 半年を超えると,倦怠感,息切れ,筋肉痛,そして不眠や抑うつ感などの精神症状が目立つようになります, ここまでくると,PCSとME/CFSが似ていることになんとなく気付かれたのではないでしょうか,共通点をまとめ直してみます, ・PCS,ME/CFS共に患者は中年女性に多い  ・症状は,倦怠感,抑うつ感などが中心  ・感染症に罹患(りかん)した後に発症し,発症率が似ている(PCS:13.7%,ME/CFS:12%) 異なる点としては,PCSの場合は スーパーコピー通販 症状に脱毛,味覚・嗅覚障害,息切れが多いということですが,脱毛と味覚・嗅覚障害は半年以内に消えることが多く,息切れ以外の症状はPCS,ME/CFS共に倦怠感と抑うつ感が中心となります,治療の決定版はないけれど  さて,PCSで困っている患者さんにとって重要なのは,他の疾患との類似性の解明ではなく「治療」です,残念ながらPCSの治療については現在も決定的なものがなく,それぞれの医師がさまざまな治療を試しているというのが現状です, 実は“特効薬”があります,しかし,これは余計に悪化するかもしれないいわば両刃の剣ともいえる“劇薬”です,その薬の正体は「新型コロナワクチン」です,患者さんのなかには「あれほどしんどかった症状がワクチン接種で完全に治りました」という人もいるほどです,これを検証した英国のデータによると,ワクチン接種を受けたPCSの患者さんのうち56.7%が改善したものの18.7%は逆に悪化しています,大阪など18道府県でまん延防止等重点措置の適用が始まった朝,通勤などで交差点を行き交う人たち=大阪市北区で2022年1月27日午前8時52分,藤井達也撮影  他の薬では,国際的に最も注目されているのはdeupirfenidoneという名の新薬で現在,患者で有効性や安全性を調べる臨床研究の途中です,日本では当分の間使えません,海外ではアピキサバン(エリキュース)という抗血栓薬,アトルバスタチン(リピトール)という高コレステロール血症の薬などもよく用いられていますが決定的なものはありません, 日本でよく使われる薬としては,たとえば漢方薬があります,補中益気湯(ほちゅうえっきとう),当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん),柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)あたりがよく使われます,ほかに,ビタミン剤(特にビタミンD),ミネラル(特に亜鉛),プレガバリン(リリカ),イベルメクチン(ストロメクトール),ステロイドなどの薬も使われますし,「Bスポット療法」(鼻咽頭(いんとう)に,塩化亜鉛溶液などをつけた綿棒などをこすりつける治療)もあります,ただし,どれもエビデンス(医学的証拠)はなく,谷口医院を受診する患者さんでいえば「こういうものはさんざん試したけどまったく効かないから(谷口医院を)受診した」と言います,なお,Bスポット療法は,最近は「EAT」とも呼ばれています,この治療は,行う医師によって,治療成績が大きく異なるようです, Q熱感染後疲労症候群を含むME/CFSも難治性の疾患なわけですから,PCSの治療に難渋するのも当然といえば当然かもしれません,ですが,一方では時間はかかっても軽快あるいは完全治癒する人も少なくありませんから,あきらめないで治療を続けることが大切です,間違っても高額な治療費を請求する悪徳クリニックにだまされてはいけません, 特記のない写真はゲッティ<医療プレミア・トップページはこちら>  【ご案内】 この記事を執筆している谷口恭医師が,3月24日に大阪市で一日講座を開きます,タイトルは「コロナ終焉はいつなのか」です,オンラインでも同時中継します, 3月24日(木)午後7時から8時半まで,大阪市北区梅田3の4の5,毎日新聞ビル2階の「毎日文化センター」で,受講料は通常の講座,オンライン講座とも1650円です,なお,オンライン講座の受講には,ウェブからの事前申し込みが必要です,問い合わせ・通常の講座への申し込みは同センター(06・6346・8700)へ,関連記事 <後遺症?つらい症状に医師は「気のせい」 理解してもらう伝え方は> <新型コロナ 後遺症の頭痛は諦めず治療を> <新型コロナ 後遺症患者の半数に「慢性疲労」など> <新型コロナ 薬局で買える「医療用」検査> <新型コロナ オミクロン感染に軽症が多い理由> 投稿にはログインが必要です,谷口恭 フォロー 谷口医院院長 たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ,91年関西学院大学社会学部卒業,4年間の商社勤務を経た後,大阪市立大学医学部入学,研修医を終了後,タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事,同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け,帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属,その後現職,大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師,主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める,日本プライマリ・ケア連合学会指導医,日本医師会認定産業医,労働衛生コンサルタント,主な書籍に,「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社),「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社),「医学部六年間の真実」(エール出版社)など,谷口医院ウェブサイト 月額110円メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中,  連載:総合診療医の視点 -命を救う5分の知識- 前の記事 新型コロナ 若者は元の生活に戻れるか 次の記事 新型コロナ 扱いを格下げすると入院できない患者が増える 注目コンテンツ
PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R