記者コラム 自衛隊のリアル フォロー 中国に威嚇させぬためには 元陸将が考える「ウクライナの教訓」 滝野隆浩・社会部専門編集委員 2022年10月16日 保存保存 文字 印刷 サマルカンドで顔を合わせたウラジーミル・プーチン大統領(左)と習近平国家主席=2022年9月16日撮影,ロイター 前回は,冷戦後の戦争観の変容を研究し,「新しい軍隊 -『多様化戦』が軍隊を変える,その時自衛隊は…」を著した松村五郎・元陸将(元陸上自衛隊東北方面総監)にロシアによるウクライナ侵攻の初期段階の裏で何が起きていたかを読み解いてもらった
ブランド時計コピー ハイブリッド戦という「新しい戦争」は,実は2014年のクリミア併合時から始まっており,今回はロシア,ウクライナ・米欧の双方が「誤算」してしまい,ともに望んでいなかった直接の軍事戦争(hot war)が生起してしまった,松村さんはそう指摘した
コピー時計 N級品 さて,ここから日本は何を学べばいいのか
ブランドコピー時計 当然,どんな国も悲惨で無利益な軍事の直接行動は望んでいない,「誤算」を回避するための準備に何が必要なのか,松村さんにさらに聞いていく,やはり,まず気になるのは中国の動向である, ◇ ◇ ――前回,ロシアによるウクライナ侵攻の初期段階までを,かなり詳しく解説してもらいました,後編では,日本の安全保障について聞きたい,やはり,いちばん関心を持つべきは中国でしょうか, 松村 はい,いま日々報道されているようにロシアは地上軍が弱体化しているといっていいので,ロシアが近い未来,北海道から攻め入ってくるということはまずないと思います,いま注目すべきはやはり中国です,中国はいま,ロシアがやっていることをみて学んでいます,決してロシアと同じようなことはやりたいとは思わないはずで,ウクライナ侵攻における第1フェーズのハイブリッド戦をもっと巧妙にやって,最終的に軍事力を使わないでも済むような形にしたいと, 台湾問題に関して具体的にいえば,経済的,政治的な浸透を図ろうとするはずです,そのための工作は進めていくと,その中で偽情報を使ったり,経済をかく乱するためのサイバー攻撃を仕掛けたりしてくる,これに対して,台湾側がしっかり耐えられるように,日本は支援していかなければならないと思います,軍事的な支援よりも,こちらの支援のほうがむしろ大事なのでしょうね, ――いまは,日本では防衛関連予算を含め,軍事面の議論が中心ですよね, 松村 もちろん軍事の話は大切ですけど
コピー時計 まずハイブリッド戦で台湾が中国にやられてしまったら元も子もありません
スーパーコピー激安 今回のウクライナ侵攻にしても,もしプーチンのもくろみが成功していたら,3日で終わっていたかもしれなかった,それを「させなかった」というのが大事なのです,そのために,米英やウクライナがどんなことをしてきたかということを,我々は真剣に学ばなければなりません,… この記事は有料記事です,残り3426文字(全文4477文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 相互誤算が生んだ軍事侵攻 元陸将が考える「ウクライナの教訓」 佐藤優氏 ロシア政治エリートの論理 佐藤優氏 日本領事拘束でロシアが出したシグナル 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 公明党はなぜ世代交代できないか 旧統一教会問題との意外な関係 前原誠司氏 覇権求める「中国の夢」は受け入れられない 関連記事 相互誤算が生んだ軍事侵攻 元陸将が考える「ウクライナの教訓」 佐藤優氏 ロシア政治エリートの論理 佐藤優氏 日本領事拘束でロシアが出したシグナル 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 公明党はなぜ世代交代できないか 旧統一教会問題との意外な関係 前原誠司氏 覇権求める「中国の夢」は受け入れられない 投稿にはログインが必要です,滝野隆浩 フォロー 社会部専門編集委員 1983年入社,甲府支局,社会部,サンデー毎日編集部,夕刊編集部副部長,前橋支局長などを経て,社会部専門編集委員,現在,コラム「掃苔記」を連載中,人生最終盤の緩和医療・ケア,ホスピスから死後の葬儀,墓問題までを「死周期」として取材している,さらに家族問題のほか,防衛大学校卒の記者として自衛隊をテーマにした著書も多数,著書に「宮崎勤精神鑑定書」「自衛隊指揮官」「沈黙の自衛隊」「自衛隊のリアル」「これからの葬儀の話をしよう」などがある,連載:自衛隊のリアル 前の記事 相互誤算が生んだ軍事侵攻 元陸将が考える「ウクライナの教訓」 次の記事 元自衛艦隊司令官が語る 身の丈超えた「安保大転換」 注目コンテンツ