記者コラム 世界時空旅行 フォロー クレオパトラはどこに眠る?墓巡るミステリー 続く発掘,割れる見解 篠田航一・外信部長 2021年2月11日 保存保存 文字 印刷 「クレオパトラの墓」を求め,エジプト北部タップオシリス・マグナ神殿跡で続けられる発掘作業=2009年5月13日,和田浩明撮影 エジプトの古代遺跡にロマンを感じる人は多い,だが発掘技術も向上した現代,まったくの未発見という遺跡はどのくらいあるのだろうか,そんな素朴な疑問を,ミイラ研究の第一人者でカイロ・アメリカン大学のサリーマ・イクラム特別教授に投げかけてみたことがある,イクラム氏は少し考えた後,こう答えた,「おそらくエジプトの遺跡全体の6割は未発見だと思います」 つまり大半はまだどこかに眠っており,私たちが知らない遺跡がたくさんあると言うのだ
ブランドスーパーコピー激安 カイロ特派員をしていた2017~20年,そうした未発見の遺跡で話題になっていたものがある,それがクレオパトラの墓だ,古代エジプトの女王クレオパトラ7世(紀元前69~同30年)の時代の宮殿とみられる遺跡は1990年代に海底から見つかった,だが墓は見つかっていない,女王はどこに眠っているのか, 私は在任中,この難問に挑む一人の女性考古学者と出会った
コピーブランド靴 はたしてクレオパトラの墓はどこにあるのか,今回はエジプト古代史の謎に迫ってみたい,エジプト北部の神殿が有力候補か 地中海の陽光がまぶしいエジプト北部アレクサンドリア,ここを都としたプトレマイオス朝の最後の王がクレオパトラだ,絶世の美女とされ
ブランド時計コピー 古代の英雄たちを魅了したと伝えられる, まず,政敵を追ってエジプトにやって来たローマの政治家カエサルが彼女に夢中になった,カエサルが暗殺されると,その部下だったアントニウスがクレオパトラと恋に落ちた,だがアントニウスとクレオパトラの連合軍は紀元前31年
コピー時計 N級品 後に初代ローマ皇帝となるオクタウィアヌスの軍勢にアクティウムの海戦で敗北,その後アントニウスは自殺し,クレオパトラも毒蛇に体をかませて自害したと言われている,こうして約3000年続いた古代エジプト王朝は紀元前30年に終わりを告げ,エジプトは以後,ローマの支配下に入ることになる, 彼女はどれほど魅力的だったのだろう
ブランド服コピー 「人間は考える葦である」の名言で有名な17世紀のフランスの哲学者パスカルは,こんな言葉も残している, 「クレオパトラの鼻,それがもう少し低かったら,地球の全表面は変わっていただろう」(「パンセ」パスカル著,田辺保訳,教文館) 鼻筋の通った顔立ちの美貌に魅せられた男たちの争いにより,歴史の流れも変わった,そのような意味である,だが彼女の魅力は容姿というより,戦乱の修羅場をくぐり抜ける機知にあったとも言われている,実際,古代ローマのギリシャ人著述家プルタルコスは,彼女の外見的な美しさは,ずば抜けたほどではないという趣旨の文章も書いている, いずれにせよ,後世の人々もクレオパトラに魅せられた,パスカルは上記の名言を残し,英国の文豪シェークスピアは戯曲に描き,米国の名優エリザベス・テーラーはスクリーンの中でクレオパトラを熱演した, 中米ドミニカ共和国出身のキャスリーン・マルティネス博士も,幼少期にクレオパトラの物語に夢中になった一人だ,… この記事は有料記事です,残り2640文字(全文3855文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <篠田記者のコラム>中東にうごめく「動物兵器」の実態とは <篠田記者のコラム>なぜイラクに「ヒロシマ通り」があるのか <篠田記者のコラム>フリーメーソン幹部に聞いてみた <篠田記者のコラム>受験生が聴いてはいけない「迷」講義 <篠田記者のコラム>毒ガスをつくった男の数奇な人生 <篠田記者のコラム>ハーメルンの子供たちはどこへ消えた?<篠田記者のコラム>イスラム教徒は宇宙でも断食するのか 関連記事 <篠田記者のコラム>中東にうごめく「動物兵器」の実態とは <篠田記者のコラム>なぜイラクに「ヒロシマ通り」があるのか <篠田記者のコラム>フリーメーソン幹部に聞いてみた <篠田記者のコラム>受験生が聴いてはいけない「迷」講義 <篠田記者のコラム>毒ガスをつくった男の数奇な人生 <篠田記者のコラム>ハーメルンの子供たちはどこへ消えた?<篠田記者のコラム>イスラム教徒は宇宙でも断食するのか 投稿にはログインが必要です,篠田航一 フォロー 外信部長 1997年入社,甲府支局,東京社会部,ベルリン特派員,青森支局次長,カイロ特派員,ロンドン特派員などを経て現職,著書に「ナチスの財宝」(講談社現代新書),「ヒトラーとUFO~謎と都市伝説の国ドイツ」(平凡社新書),「盗まれたエジプト文明~ナイル5000年の墓泥棒」(文春新書),共著に「独仏『原発』二つの選択」(筑摩選書),連載:世界時空旅行 前の記事 まさかそんな生き物が… 中東にうごめく「動物兵器」の実態とは 次の記事 地下800メートルの「迷宮」で考えた 人類が制御できないもの 注目コンテンツ