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その町は実在するのか?ドイツ人が愛する都市伝説「ビーレフェルトの陰謀」を追った | 世界時空旅行 | 篠田航一「政治プレミア」

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その町は実在するのか?ドイツ人が愛する都市伝説「ビーレフェルトの陰謀」を追った | 世界時空旅行 | 篠田航一「政治プレミア」

記者コラム 世界時空旅行 フォロー その町は実在するのか?ドイツ人が愛する都市伝説「ビーレフェルトの陰謀」を追った 篠田航一・外信部長 2021年4月29日 保存保存 文字 印刷 「本当は存在しない」,そんな都市伝説があるドイツ西部ビーレフェルトの中央駅=2013年2月,篠田航一撮影  その話はだいたい,2,3の質問から始まる, 「あなたは,ドイツ西部の都市ビーレフェルトに行ったことがありますか?」  「あなたは,ビーレフェルト出身という人を知っていますか?」  この質問に両方とも「いいえ」と答えると,「そのはずです,だってビーレフェルトなんて町は実在しないのですから」との答えが返ってくる,逆に「行ったことがある」「出身者を知っている」と言えば,「それは何者かの陰謀にだまされているのです,その町はビーレフェルトに見せかけた偽物で,本当はそんな町は存在しないのですよ」と言われる,どちらにせよ,ビーレフェルトは「この世に存在しない」町なのだ, これは1990年代,ドイツの若者の間で流行した都市伝説だ,だが私がベルリン特派員としてドイツに赴任していた2011~15年にもこの話は根強く生き残っており ブランドコピー服 それどころかメルケル首相まで演説で言及するほど広まっていた, 結論から言えば,ドイツ西部にちゃんとビーレフェルト市は実在する,だが同市広報課のディートマール・シュリューテ氏は「今でも市役所に『実在』を確かめる電話がかかってくるんですよ」と笑っていた,話の人気は根強く,10年には「ビーレフェルトの陰謀」という映画まで製作されるほどの社会現象になった,そして19年にはついに市当局が「実在しないと証明できた人に賞金100万ユーロ(約1億3000万円)を授与する」と発表,今もツイッター上では「実在する」「しない」と盛り上がりを見せている, なぜこのような話が広まったのか, 背景には,この町が醸し出す存在感の薄さがある,日本でもお笑い芸人がマイナーな県を「いじる」のは有名だが,こうした場所は世界中に存在するらしい, ベルリン特派員時代 ブランドコピーバッグ 私はこの都市伝説を追いかけたことがある,本稿ではドイツ人が大好きな「ビーレフェルトの陰謀」(Bielefeld-Verschwoerung)に迫ってみたいと思う,作られた陰謀論  都市伝説はだいたい出所不明と相場が決まっている,米国の民俗学者ジャン・ハロルド・ブルンバン氏は都市伝説を扱った古典的名著「消えるヒッチハイカー」の中で,話の出所,つまりもともとの話の作者を特定する手がかりについては,たいてい「きれいさっぱり消滅してしまっている」と指摘している 新作ブランドコピー 都市伝説というものは「都市化の進んだ現代において口承されている話,出所が明確でなく,多くの人に広まっている噂(うわさ)話」(小学館「デジタル大辞泉」)といった定義もある コピー激安通販  だが「ビーレフェルトの陰謀」に限れば,実は出所はほぼ分かっている ブランドコピーN級品 話の火… この記事は有料記事です,残り2778文字(全文3855文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <篠田記者のコラム>ハーメルンの子供たちはどこへ消えた?<篠田記者のコラム>フリーメーソン幹部に聞いてみた <篠田記者のコラム>地下800メートルの「迷宮」で考えた <篠田記者のコラム>古代文字を習って考えたこと 世界一役に立たない語学の勉強記 <篠田記者のコラム>なぜイラクに「ヒロシマ通り」があるのか <篠田記者のコラム>クレオパトラはどこに眠る?<篠田記者のコラム>中東にうごめく「動物兵器」の実態とは <篠田記者のコラム>受験生が聴いてはいけない「迷」講義 <篠田記者のコラム>毒ガスをつくった男の数奇な人生 関連記事 <篠田記者のコラム>ハーメルンの子供たちはどこへ消えた?<篠田記者のコラム>フリーメーソン幹部に聞いてみた <篠田記者のコラム>地下800メートルの「迷宮」で考えた <篠田記者のコラム>古代文字を習って考えたこと 世界一役に立たない語学の勉強記 <篠田記者のコラム>なぜイラクに「ヒロシマ通り」があるのか <篠田記者のコラム>クレオパトラはどこに眠る?<篠田記者のコラム>中東にうごめく「動物兵器」の実態とは <篠田記者のコラム>受験生が聴いてはいけない「迷」講義 <篠田記者のコラム>毒ガスをつくった男の数奇な人生 投稿にはログインが必要です,篠田航一 フォロー 外信部長 1997年入社,甲府支局,東京社会部,ベルリン特派員,青森支局次長,カイロ特派員,ロンドン特派員などを経て現職,著書に「ナチスの財宝」(講談社現代新書),「ヒトラーとUFO~謎と都市伝説の国ドイツ」(平凡社新書),「盗まれたエジプト文明~ナイル5000年の墓泥棒」(文春新書),共著に「独仏『原発』二つの選択」(筑摩選書),連載:世界時空旅行 前の記事 古代文字を習って考えたこと 世界一役に立たない語学の勉強記 次の記事 「ハーメルンの笛吹き男」史実の先へ メルヘンの国,子供たちはなぜ消えた 注目コンテンツ
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