記者コラム ふらっと東アジア フォロー 「官僚たちの夏」と習近平氏が進める統治改革の知られざる関係 米村耕一・中国総局長 2023年4月29日 保存保存 文字 印刷 改革・開放路線の中心地となった中国沿海部・深圳の中心部に設置されている鄧小平氏の肖像画,「党の基本方針は100年揺るがず堅持する」と書かれている=2023年3月
スーパーコピー時計 米村耕一撮影 中国共産党と国務院(政府)は今年2~3月,金融や科学技術の分野で党による政府機構の管理を強める「統治改革」を推し進めた,これは党と政府の役割を分離しようとした鄧小平時代とは逆行するものだ,習近平党総書記(国家主席)はこうした過去10年の党主導の統治改革で,中国全土の末端の政府機構まで自らの権威が行き渡る体制の確立に成功し,習氏「独裁色」がさらに強まった,習氏側近の日本体験 ただ,統治改革と関連し習氏のブレーンが,日本の政治家と官僚の関係に強い関心を持っていたことや,日本のいわゆる「官邸主導」に向けた政治・行政改革と習氏の統治改革の間に,問題意識などの点で若干の類似性があることは,あまり知られていないように思う, 日本の政官関係への強い関心を明らかにしたことがあるのは,習氏側近の一人で中国共産党政治局員兼宣伝部長の李書磊(り・しょらい)氏だ, 李氏は飛び級を重ね,1978年に14歳で北京大学に入学した「神童」だ
ブランド通販 卒業後は中国共産党中央党校で党の理論や文学を研究,2007年から12年まで習氏が中央党校の校長を務めた際に,副校長などとして仕え,習氏との関係が深まった,その後の習氏の多くのスピーチ原稿を,李氏が手がけたとされている, 李氏は00年代後半,民主党政権が誕生する前後の時期に日本を訪問した,09年12月に李氏が書いた手記に,こうした記述がある, 「民主党の国会議員に質問した,自民党の閣僚たちは,なぜトップとしての強い権威を示せず,官僚たちによる制限を受けるのか,執政経験が豊富な自民党ですら官僚に勝てないのであれば,経験の浅い民主党に勝算があるのかと,返ってきた答えは短すぎて意味不明だった」 「官僚たちの夏」で得た糸口 李氏は訪日を終えた後
スーパーコピーバッグ 城山三郎の「官僚たちの夏」の中国語訳を2度,精読した,ご承知の通り,「官僚たちの夏」は60年代の通産省を舞台にしたベストセラー小説だ,通産省が中心に策定した経済政策を独自に推し進めようとする大物官僚たちが描かれ,次官が記者会見で公然と現職の首相を批判する場面も出てくる,この小説を読み終えた李氏は… この記事は有料記事です,残り1397文字(全文2278文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <「習1強」の中国は強権体制を世界に広げるのか> <貴賓席でみえた習近平氏への権力集中> <米村記者のコラム>中国ゼロコロナ 急転換が残した不信感 強権体制を揺さぶる「愛国世代」の反ゼロコロナ コロナ禍の北朝鮮で兵器開発を支えるもの 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 ウイグル族男性の本音 関連記事 <「習1強」の中国は強権体制を世界に広げるのか> <貴賓席でみえた習近平氏への権力集中> <米村記者のコラム>中国ゼロコロナ 急転換が残した不信感 強権体制を揺さぶる「愛国世代」の反ゼロコロナ コロナ禍の北朝鮮で兵器開発を支えるもの 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 ウイグル族男性の本音 投稿にはログインが必要です,米村耕一 フォロー 中国総局長 1998年入社
ブランド激安市場 政治部,中国総局(北京),ソウル支局長,外信部副部長などを経て
ブランドスーパーコピー激安 2020年6月から中国総局長,著書に「北朝鮮・絶対秘密文書 体制を脅かす『悪党』たち」,連載:ふらっと東アジア 前の記事 高句麗の古都で考えた北朝鮮のコロナ封鎖とミサイル 注目コンテンツ