ラリー・ダイアモンド氏=ロイター 米大統領選まで残り2週間あまりとなった,民主主義研究の世界的権威で「ミスター・デモクラシー」とも呼ばれる米スタンフォード大のラリー・ダイアモンド教授は,世界的な民主主義退潮の流れが続くのか,反転をもたらすのか,この選挙が大きな影響を与えると指摘する,日本でも総選挙を控える中,2024年の世界や米国の民主主義について聞いた,【聞き手・ワシントン西田進一郎】▽主な内容 ・民主主義が退潮している理由 ・台湾,インド,トルコ,欧州……,各地の選挙をどう見る ・米選挙制度の問題点 ・トランプ氏が返り咲くとどうなるか▽ラリー・ダイアモンド(Larry Diamond) 1951年生まれの米政治学者で,スタンフォード大フーバー研究所のシニアフェロー,世界における民主主義の退潮をいち早く指摘してきた,著書に「侵食される民主主義」(邦訳版は勁草書房)など,民主主義の退潮 ――世界において民主主義の退潮は続いていますか, ◆米国の民間人権団体「フリーダム・ハウス」,英エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」などの主要な評価機関が公表した調査結果によると,民主主義と自由の度合いは昨年も引き続き下がった,フリーダム・ハウスの調査でいえば,18年連続の下落だ, その一方で,中国やロシアをはじめとする権威主義体制の国家が,より抑圧的になり,海外での反対勢力を抑圧し威嚇するために,強制や脅迫,暴力さえも行使しようとするように大胆さが増していることも念頭に置く必要がある,私たちはこれに対抗し,危険にさらされている民主主義者たちを守ることを強く求められている, ――なぜ21世紀に入って民主主義の退潮傾向が顕著なのですか, ◆一つ目は,中間層や労働者層の大部分が抱いている「子どもたちは自分たちと同じような暮らしができないのではないか」という将来への懸念だ, 欧米では近年,人口のかなりの部分が経済的な活力を失っている,グローバル化で製造業が海外移転することに伴う雇用不安がある,技術革新に加え,ロボット工学と人工知能(AI)の革命が多くの労働力を奪っている,一方で,生活費は高騰し,特に家を持つことができないなど
ブランド激安コピー 経済的な余裕を失っている, 二つ目は移民の波だ,移民の国である米国でも
ブランドスーパーコピー 歴史的に見れば,外国生まれの人口の割合が12%を超えるとポピュリスト(大衆迎合主義者)たちが反発を起こす傾向がある,現在は12%をはるかに超えている,欧州の多くの国でも10%,また12%を超えている, 移民は,宗教や文化が大きく異なり,人種的な違いが顕著な国々から欧米に来る,そうした移民を「吸収」するためには
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偽物ブランド 寛容さなどが必要になる,国境が十分管理されていないとか,無計画に移民が国境を越えている状況だと国民に受け止められれば,移民への反発は深刻化する
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